29歳の自分に会いにきた

アラサー貧困女。大丈夫になりたい。

基本情報技術者試験に合格した(資格勉強覚書)

なかなか腰を落ち着ける時間がなくて、
なんとまあ元旦にタイトルのことを書こうとしている。

昨年11月末に受験した基本情報技術者試験
30代、非IT企業勤務、根っからの文系だけどなんとか合格できた…。

約2年、勉強のことがずっと頭の片隅にあって
生活の一部になっていたし、直前はけっこう根詰めて勉強していたので
受験後の速報値を見た後はしばらく抜け殻状態というか、何か呆然としていた。

2年越しの目標を達成できて、次は何しようかとか
まだ何も考えられてないけれど、既に少し手持無沙汰感があって。
頑張った記録と次また勉強する時用のメモを気ままに残してみる。

 

基本情報技術者試験を受験した理由】

  1. 前職で同じ職種の方(他部署)に受験を薦められていた
  2. 現職では資格手当がつく
  3. 自分に自信をつけたかった

【受験(2022年11月)までの道のり】

パソコンとは縁遠い所にずっといて、5年前くらいに派遣でSEさんのサポートをしたのをきっかけになんかこのヘルプデスクっぽい業務は向いてそうだぞ、楽しいぞ、となり。その時(2017年)にITパスポートを取得。
その後も派遣で近しい職種を転々とし、前職でなんちゃって1人情シスになってしまい(助けてくれる人が沢山いたのでなんとかなった)それもそれで楽しくて、でも知識も経験もない自分が嫌で基本情報技術者の取得を決意。

初めて参考書を見たときは、正直理解できる気がしなかった。笑
過去問道場だけひたすらやって、一昨年2021年11月に物は試しと1度目の受験。午前試験66点午後試験47.5点で不合格。
午後の勉強方法どうしたもんかなあと思いつつ、その半年後になんと正社員でとある情報システム部に転職出来てしまった。未経験可の募集だっだけど、やっぱり資格も何もない頼りない自分が嫌で、資格手当も出るというので、何年かかってもいいからどうにかして合格しようと再決意。
2022年春季試験はまだ再受験には力不足だと感じ、基本情報技術者試験ではなく一つ下のセキュリティマネジメント試験を受けて合格できた。この二つの試験は2023年春から形式が変わるらしく、形式が変わってすぐは難易度が低くなるものらしいけれど、勉強したことを無駄にはしたくないし、やっぱり2022年中に頑張れるだけ頑張ってみようというモチベーションになった。

 

【今後また資格勉強をするとき用に、覚書】

  1. ちょっとした勉強代をケチらない
  2. 色々な角度からアプローチする(YouTube,Twitter,スマホアプリetc)
  3. 自分に合う参考書を見つける
  4. 勉強に集中できる場所・環境を早めに確保する
  5. 情報収集をする
  6. 最後まであきらめない

 

1.ちょっとした勉強代をケチらない

ほんとに根っからの文系だから、何をどう勉強したらよいのか当初は全く分からず、午前免除試験を受けるのが確実なんじゃないかと思っていた。
だけど、免除試験だとまあお金がかかる。10万くらいだったかな?無理無理。
肝心の午後試験は免除とかないので、それならば他のとこで使ったほうが資格手当ですぐに取り返せるし、と思い、自宅のワークチェアや参考書、カフェ代に思い切りお金を使った。それでも5万もいってないと思う。

2.色々な角度からアプローチする

午後問題は特に、参考書を読んでもわからない。過去問を解こうにも理解できない・手につかない状態。アルゴリズムとは何ぞや???っ感じだったのでAppStoreで「アルゴリズム」で検索して、上のほうに出てきたアプリをインストールして取っかかりにした。つい開いてしまうTwitterには、いつも見るリストに試験用語botを追加した。
目から耳からアプローチ作戦で、YouTubeで勉強チャンネルを見漁った。1回目の受験の時にはなかったチャンネルで、すごくわかりやすいのがあってとても助けられた。いい時代だなあ。やる気の出ない時もとりあえずYouTubeを流していた。


www.youtube.com

3.自分に合う参考書を見つける

過去問道場やAmazonのレビューなんかも読んで参考書は買っていたのだけど、キャラクターが喋る(吹き出しが連なっていくような)参考書が私には合わなかった。
最初に買った参考書をずっと使おうとしがち。書店で見て買おうにもあまり置いてないこともあるし、勉強がはかどらないならさっさとネットで手当たり次第に買えば良かった。本じゃなくて購入者特典の解説動画が使えることもあった。

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4.勉強に集中できる場所・環境を早めに確保する

1回目の受験は前職の時だったので、自宅にサブスクのワークチェアを導入。テレワークもあったし大活躍していたのだけど、転職してからはずっと出社で、帰宅すると疲れからかだらだらしてしまう為外で勉強する方向に。
図書館は開いていないし、大人のスタディスペースみたいなのはコスパ悪すぎだし、長居できなくてもカフェ行くか…と職場から自宅方面のバス停一つ分歩いた所のドトールに入ってみたら、そこがめちゃくちゃ良かった。一か月ほぼ毎日終バスくらいまで、ピザトーストと豆乳ラテでお世話になりました。ITパスポートは、退勤後に当時の職場の食堂で勉強してた、懐かしい。
これは勉強場所だけでなくて受験会場もそう。うちの地域では2会場選べて、1回目の午前午後受験とセキュマネで場数を積んで、より広々としてて集中できる会場を選択した。

clas.style

5.情報収集をする

またまた1回目の受験の時との比較になるけれど、1回目は選択問題をネットワークにした。一番仕事に活かせると思ったから。が、その後色々な掲示板だったりサイトだったりを見漁っていたら、ネットワークはおすすめしませんと軒並み書かれていたのだった…。2回目は仕事に活かせるかは後回しでとにかく合格することを念頭に、データベースを選択。情報収集だいじ。

正直、1回目の受験は午後試験対策が明らかに不足していたし、受かればラッキーくらいの気持ちで受けることに意味があると思って受験していた。会場の空気感やCBT試験の操作を掴めたし、セキュマネ試験の時は受験することでセキュリティ分野の強化ができて、これらもある意味情報収集だったと思う。

6.最後まであきらめない

午前試験を受けたのは10月頭。午後試験の受験日は11月末。
2022年は転職もしたしセキュマネに合格したし、来年易化する可能性高いなら基本情報は今年とれなくてもいいか…と本気で思ってて。でも午前試験を受けてみて合格点だったので、どうせなら受かりたい、ダメ元でもやることはやったぜと思いたくて、午後試験1か月前(11月頭)にやーーーっと火がついた感じだった。
ちゃんとペース配分考えてたら体調悪くなるまで勉強せずに済んだのに、ギリギリにならないとダメなのはもう性分なのかもしれない。試験10日前に読んだこの記事にとても救われた。

qiita.com

10日前だというのに紹介されていた参考書を3冊購入した。この3冊のおかげで、過去問0点がザラだったけど、最後の最後で要点を絞って確実に得点につながる勉強ができたと思う。何を捨てて何を捨てないか。
試験時間は目一杯使った。先に全問題に目を通して、アルゴリズム表計算に関しては最初の小問3問だけは確実に解くことを意識した。


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本当にあきらめなくてよかった。
今人生で一番顔がツヤツヤしていると思う。こんな穏やかで満ち足りた年末年始もなかなかない。